中古車の企業間取引を革新。透明性、公平性高めるECサイトがオープン
B2B中古車取引プラットフォームを運営する歩古科技は、取引サイト「平等車市」を10月11日に正式オープンさせた。妥当な価格を提示することで、平等で透明な中古車取引環境を提供しようとしている。
平等車市でユーザーは中古車の車種情報、売り値、保険などを閲覧でき、売買交渉も行える。

創業者の林哲CEOは、「消費者向けの中古車ECサイトは十数年の歴史があるが、企業間取引はまだ現物を挟んでのやり取りが主流だ。中古車販売業者は、オークション会場に出かけて実際の車を見て、購入を決めた後に物流を手配し、自社所在地で販売する。そのやり方は10年間ほとんど変わっていない」と語った。
2017年は上海ナンバーの中古車の80%が三、四級都市に移動、販売された。中古車として市場に出る自動車の78%が一、二級都市に集中しており、その70%が中古車販売業者を通じ、三、四級都市に流入する。
2017年の中国の中古車取引台数は1240万台で、平均単価は6万5000元(約100万円、1台の中古車は平均2~4回の取引を経て、消費者に販売される)。流通総額は前年比19.33%増の8097億元だった。三、四級都市の消費者にとっては、6万5000元で新車の小型車を買うか、中古で高級車を買うかの選択肢になるが、消費力の向上は、中古車市場の追い風となっている。
林哲CEOは、中古車の取引の透明性を高めるため、売買には「最高額を提示した入札者が落札し、二番目に高い金額で取引を行う」モデルを採用。また、買い手と売り手が同じ情報を見られるようにし、公平性も確保した。

「中古車販売業者は全国に30万社以上ある。我々は数カ月、中古車売買の実地を訪ね、業者がどんな車を保有し、何を求めているか把握した」と林哲CEOは語った。
サイトを運営する歩古科技は2017年創業。今年8月にシリーズAラウンドで数千万元を調達した。
(翻訳・浦上早苗)