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自動運転システムを研究開発する「上海幾何夥伴智能駕駛(G-PAL)」(以下「G-PAL」)が、プレシリーズAで総額約4億元(約67億円)を調達した。そのうちプレシリーズA1は「経緯中国(Matrix Partners China)」による単独出資、プレシリーズA2では、シャオミも出資する「湖北省小米長江産業基金」がリード・インベスターを、「百度風投(Baidu.ventures)」と「経緯中国」がコ・インベスターを務めた。またプレシリーズA3では、エンジェルラウンドでも出資した「シラジー(矽力傑)」などが追加出資した。
G-PALは2018年10月に設立された。機械認知とディープラーニングに基づき、低コストで車載レベル、高い信頼性、容易な大量生産などの技術路線を採っている。L2(部分運転自動化)からL4(高度運転自動化)の自動運転向けに、融合的センシング技術とインテリジェントな意思決定によるソフト / ハードウェア統合システムを提供する。
同社は従来のミリ波レーダーの代わりに、自社開発の4Dミリ波イメージングレーダーを用いることで、動的および静的ターゲットの空間情報認識を実現し、LiDARのような効果を生み出した。さらに可視光ビジョン、赤外線イメージングなど多くのセンサーと組み合わせることにより、全天候、全時間型の知覚モジュールを構築する。また、認知、プランニング、意思決定、コントロールを一体化した、フルスタックの自動運転システムソフトウェアと総合的なソリューションも自社で研究開発を行っている。
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