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中国の人材マッチングプラットフォーム「BOSS直聘(BOSS Zhipin)」を運営する「北京華品博睿網絡技術有限公司」が8月27日、上場後初となる財務報告書を発表した。
同社が発表した2021年第2四半期(4~6月)の決算(未監査)によると、売上高は前年同期比173.9%増の11億6800万元(約198億円)となり、市場の予測を上回った。
純損益には14億1400万元(約240億円)を計上しているが、それらは主にエクイティ・インセンティブのための費用だ。エクイティ・インセンティブの費用を調整・控除すると、当期は黒字に転じ、Non-GAAP(非米国会計基準)ベースで2億4600万元(約41億7000万円)の純利益を計上している。
ユーザー数については、有料で同社サービスを利用する企業数は361万社に達し、前年同期の153万社から135.9%増加、平均MAU(月間アクティブユーザー数)は前年同期比44.8%増の3040万人に達した。
同社の実質的な持ち株会社である「Kanzhun」は、6月11日に米ナスダックに上場し、始値は発行価格から76.3%上昇の1株あたり33ドル50セント(約3680円)だった。8月27日の終値は1株あたり35ドル26セント(約3870円)で、時価総額は約70億ドル(約7690億円)となっている。
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