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【新華社北京11月2日】中国人工知能(AI)業界の人材需要は今年、前年比2倍以上に増え、平均賃金は12.4%増の月額2万元(1元=約18円)に上昇している。インターネット人材の求人情報を研究する拉勾招聘数据研究院がこのほど発表した「2021AI人材報告」で明らかにした。
同報告によると、AI業界の人材需要は3月と8月にピークを迎えた。職種別ではアルゴリズムエンジニア、Javaエンジニア、プロダクトマネージャーがトップ3を占めた。応募数を見ると、プロダクトマネジャー、Javaエンジニア、フロントエンドエンジニアが人気職種のトップ3で、アルゴリズムエンジニアは8位だった。アルゴリズム人材の不足は170万人に上っている。
AI業界の高賃金職種は依然として技術職に集まり、アーキテクトは平均月額3万6千元(約64万)で2年連続首位となった。需給が価格を決定する市場法則は人材市場にも当てはまり、人材不足が深刻なアルゴリズムエンジニアの新卒求人の平均賃金は月額2万1700元(約39万円)で前年同期を56%上回った。
AI人材需要数の都市別トップ5は北京市、広東省深圳市、上海市、浙江省杭州市、広東省広州市だった。うち杭州を除く4都市は「一線都市」と呼ばれる四大都市で、インターネット技術で他都市をリードし、AI垂直産業の人材需要でも先行している。杭州は地方政府の誘導政策と地元の業界大手に支えられ、人材需要数のランクを昨年の5位から4位に上げた。
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