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アマゾンのEコマースアグリゲーターである「SellerX」が、約5億ドル(約566億円)を調達したと発表した。リード・インベスターはベルギーのファンド「Sofina」、コ・インベスターは「Blackrock」、「Victory Park Capital」、「Abu Dhabi Investment Authority(ADIA)」など。
Eコマースアグリゲーターとは、アマゾンおよびその他のEコマースプラットフォームから、成長が期待できるセラーを買収し、それらを一括運営するビジネスモデルを指す。投資家からの人気を集めており、同業界は2021年12月時点で総額125億ドル(約1兆4174億円)を調達している。
SellerXは、今年8月にシリーズBで1億1800万ドル(約133億円)を調達したばかりで、これまでの調達額は総額で7億5000万ドル(約850億円)を超えている。
また、アマゾン最大のブランドセラーである「KW-Commerce」を買収したことも併せて発表した。同社は2020年9月の設立以来、欧州、北米、中国で40以上のブランドを買収したという。
「Thrasio」、「Berlin Brands Group」、「Perch」、「Razor Group」など、すでに同業界からいくつものユニコーン企業が誕生しているが、設立から14ヶ月のSellerXも、今回の資金調達によってその仲間入りを果たすこととなった。
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