ファッションブランド向けバーチャルヒューマン開発の「StarHeir」、ネットイースから資金調達

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AIを活用したバーチャルヒューマンや、バーチャル空間で身に着けるデジタルファッションを研究開発する「世悦星承(StarHeir Technology)」が、このほどエンジェルラウンドで約千万元(約1億7800万円以上)を調達した。リード・インベスターは中国ネット大手の「網易(ネットイース)」。

世悦星承は2021年3月に設立され、北京に拠点を置く。同社のバーチャルヒューマンは、現在グッチ(Gucci)、マックスマーラ(Max Mara)、エアジョーダン(Air Jordan)、中国のスポーツウェア大手「Li-Ning(李寧」など服飾関連ブランドのほか、仏クラランス(CLARINS)やシャオミ(小米)のスマートフォンなど、多くの有名ブランドと提携している。

同社の創業者Todd氏によると、今後3年間で30人以上のバーチャルヒューマンを作成し、それに関連してデジタルファッション、アート展覧会、メタバース(インターネット上の3D仮想空間)でのコンサートなども手掛ける予定だという。メタバース産業のうち、ファッション、アート、音楽の各分野における主要メンバーの一員になることが期待される。

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