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【新華社12月19日】独BMWグループは16日夜に開いた年次総会の席上、来年は中国の瀋陽(遼寧省)と張家港(江蘇省)で全く新しい、またはグレードアップした三つの新工場の開業を迎えると発表した。
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【新華社12月19日】独BMWグループは16日夜に開いた年次総会の席上、来年は中国の瀋陽(遼寧省)と張家港(江蘇省)で全く新しい、またはグレードアップした三つの新工場の開業を迎えると発表した。
説明によれば、2018年7月、長城汽車とBMWは独ベルリンで合弁契約に正式調印し、51億元(1元=約18円)を投資して光束汽車有限公司を設立した。同年10月、華晨BMW(中国の自動車メーカー華晨汽車集団とBMWの合弁会社)は瀋陽で30億ユーロ(1ユーロ=約128円)の追加投資を行い、これらの投資は当社の瀋陽鉄西新工場プロジェクト建設、大東工場グレードアップ改造に充てられると発表した。上記3件のプロジェクトはいずれも22年に完成、稼働する予定。
近年、BMWは中国での投資を加速してきた。同社のグローバル財務担当取締役を務めるペーター氏は次のように語る。2010年以降、華晨BMWの瀋陽にある生産拠点への投資総額だけでも730億元を超え、ここはBMWグループの最大の生産拠点だ。このほか、BMWは中国の4都市にイノベーション研究開発拠点を設け、ドイツ以外では最大の研究開発ネットワークを作り上げた。
中国が「双炭目標」(二酸化炭素<CO2>排出量ピークアウトとカーボンニュートラル<炭素中立>)を打ち出したのに伴い、グリーン(環境配慮型)・低炭素も中国におけるBMWの重要な投資方向となる。ペーター氏は今回の年次総会で、BMWは来年瀋陽で二つ目のモデルとなる純電気自動車の生産を始める予定であり、当グループの世界における三大新エネルギー自動車生産拠点の一つとしての中国の地位を一段と高めていくと表明した。
さらに次のように述べた。現在、中国は確固として揺らぐことなく質の高い発展を推し進めるとともに、循環型経済を提唱している。BMWグループが電動化、デジタル化および持続可能な発展へ向かう転換のプロセスにおいて、中国は最良の選択肢、最良のパートナーになるだろう。
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