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アリババが12月17日、「阿里巴巴碳中和行動報告(アリババ・カーボンニュートラル活動レポート)」を正式に発表した。このようなレポートは、中国国内のIT企業としては初となる。
同レポートでは、以下の3大目標を提示した。
1)2030年までに、自社事業におけるカーボンニュートラルを達成する。
2)2030年までに、バリューチェーン全体の炭素排出強度を半減させ、率先してクラウドコンピューティングにおけるカーボンニュートラル達成を実現することで、「グリーンクラウド」となる。
3)プラットフォーム主導のエコロジーにより、今後15年間で15億トンの炭素を削減する。
またレポートは、エネルギー転換や技術革新、参与型経済が、カーボンニュートラルをめぐる次なる取り組みの中心になっていくだろうと伝えている。
さらに、同社は2030年までに、自社の短距離用化石燃料車を、すべて電気自動車に置き換える計画だという。同時に、電動無人物流車「小蛮驢」の活用拡大、自動運転トラック「大蛮驢」の研究開発加速など、物流車両のインテリジェント化も進めていく方針だ。
アリババは、炭素削減目標を予定通りに達成するため、取締役会レベルでサステナビリティ委員会を、各ビジネスユニットでESG(環境、社会、ガバナンス)ワーキンググループを設置するという。
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