「スタバキラー」中国ラッキンコーヒー、年内再上場計画。巨額不正会計で20年に上場廃止

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中国新興コーヒーチェーン「ラッキンコーヒー(瑞幸咖啡、Luckin Coffee)」が、米ナスダック市場への再上場を計画しており、早ければ年内にも実施される可能性があることが関係者の話でわかった。中国メディア「智通財経」が19日に報じた。

ラッキンコーヒーは2017年11月に設立、急激な規模拡大で「スタバキラー」として注目を集め、19年5月に米ナスダックへ上場した。設立後1年半での米市場での上場は、史上最短だった。だが、20年4月に3億ドル(約340億ドル)の売り上げ水増しが発覚し、同6月に上場を廃止した。

ラッキンコーヒーは21年2月に米国で連邦破産法の適用を申請しており、経営再建を進めて来た。

同社は投資家やアドバイザーと資金調達について議論を進めており、経営陣の刷新や事業の成長が投資家にと評価されたようだ。ラッキンコーヒーは現在、中国本土を中心に5671店舗を展開しており、最大のライバルであるスターバックスの中国での店舗数を約500店舗上回る。21年9-11月(第3四半期)の売上高は前年同期比106%増の23億5020万元(約400億円)だった。

(36Kr Japan編集部)

luckin coffee、いまだ死せず 醜聞後も失われない「店舗数」を武器に

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