セコイア・キャピタル・チャイナ、新ファンド創設 デジタル経済・新エネ・ライフサイエンスに特化

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セコイア・キャピタル・チャイナ(紅杉資本中国基金)が、「紅杉中国新基建設股権投資基金(SCIF)」の募集を完了した。「ブルックフィールド・アセット・マネジメント(Brookfield Asset Management)」を最大のLP(リミテッド・パートナー)および新ファンドの戦略的投資パートナーとし、そのほか国際的な政府系ファンド、年金基金、資産運用会社などの機関投資家もLPとして名を連ねている。

新インフラ(5G、AI、産業用インターネット、IoTなど)は国策によって後押しされており、およそこの2年間、投資に対する熱は徐々に高まっている。SCIFの投資では、デジタル経済、新エネルギー、ライフサイエンスという3分野におけるインフラ建設を重点的に支援し、新エネルギーのインフラ整備、高水準の物流、低温貯蔵、データセンター、先端製造工場、生物医学産業パークなどをカバーするという。

この新ファンド最大のLPであるブルックフィールドは、世界最大級のオルタナティブ資産運用会社で、全世界で6500億ドル(約74兆円)の資産を有し、そのうち120億ドル(約1兆3800億円)を中国で運用している。同社のブルース・フラット(Bruce Flatt)CEOは、独自のバリュー投資哲学を持つことで知られ、「カナダのウォーレン・バフェット」と呼ばれている。

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