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【新華社上海2月16日】中国上海市は現在、徐匯区華涇鎮で「北楊人工知能(AI)小鎮」の建設を進めている。建設現場で14日開かれた関連集会では、デジタルツイン、産業と都市の融合の理念が、AI科学技術イノベーション社区(住宅地・コミュニティー)建設の重要なイノベーション手段になることが分かった。
北楊AI小鎮プロジェクトの敷地面積は約54.3ヘクタール。AIを中核産業、新素材とバイオ産業、スマート製造の三大インタラクティブ応用産業を重点産業、科学技術サービスをAIのイノベーション発展を支える付帯産業とし、産業集積と産業間のインタラクション、産業育成からなる産業エコシステムを構築する。
ビッグデータを中核に据え、都市情報インフラや公共インフラ、公共サービス施設など多方面での全域的な応用も実現する。産業発展により産業応用を促進し、全域的な応用で産業の成熟を加速させることで、AI全域応用モデルエリアを立ち上げる。
華涇鎮の責任者は、北楊AI小鎮が設計当初から慣例を打破し、デジタルツイン、産業と都市の融合の理念でプロジェクト建設全体を計画したと説明。科学技術化住宅や質の高い学校、老人介護施設など住居、教育、サービス面での付帯施設の整備を通じて住みやすい社区環境を築く方針を示した。デジタルツインを土台として都市全要素のデジタル表現、動態的3Dレンダリング、インテリジェント意思決定支援、エミュレーション・シミュレーションを統合し、今後のAI産業の発展とシーン応用にさまざまな可能性を提供していくという。
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