品薄の北京五輪マスコット「ビンドゥンドゥン」の偽物販売、著作権侵害で懲役1年

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北京冬季五輪の公式マスコット「ビンドゥンドゥン(氷墩墩)」はインターネット上で爆発的な人気を博し、瞬く間に世界中の注目を集めるようになった。一部の業者は、許可を得ずにビンドゥンドゥンを商業宣伝や関連商品の製造・販売に利用し、不正に利益を得ている。

北京冬季五輪の知的財産権保護強化に関する記者会見が2月14日、2022北京メディアセンターで開かれた。中国共産党中央宣伝部版権管理局の湯兆志副局長は会見の席上、ビンドゥンドゥンおよび北京冬季パラリンピック公式マスコット「シュエロンロン(雪容融)」のおもちゃを許可なく製造・販売したとして身柄を拘束されていた容疑者に、懲役1年、罰金4万元(約72万円)の実刑判決が言い渡されたと明らかにした。摘発から起訴、判決まで非常に迅速に進められたという。北京冬季五輪・パラリンピック公式マスコットの著作権を侵害したとして有罪判決が下されたのは今回が初めて。

ビンドゥンドゥンは北京冬季五輪公式マスコットであり、事業者が無断で関連商品を製造・販売した場合は著作権侵害となる。甚だしい場合は刑事責任を問われる可能性もある。 ビンドゥンドゥンのイメージや名称を使用する場合は、「中華人民共和国著作権法」や「中華人民共和国商標法」など関連する法律を順守しなければならない。

(36Kr Japan編集部)

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