中国・吉利傘下のロータス、EV開発部門の上場を計画

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中国・吉利傘下のロータス、EV開発部門の上場を計画

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中国自動車大手「浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holding Group)」傘下の英スポーツカーメーカー「ロータス・カーズ(Lotus Cars)」が、 電気自動車(EV)に特化したブランド「ロータステクノロジー(Lotus Technology)」の上場を検討していることが分かった。2年以内の新規株式公開(IPO)に向け、販売台数100倍を目指すという。

ロータス・カーズは、英ノーフォーク州ヘセルに本社を置く。1996年にマレーシアの国有自動車会社「プロトン(Proton)」の子会社となり、2011年6月に中国市場に参入し、中国本土での公式名称を「路特斯」とすることを発表した。吉利控股とマレーシアのコングロマリット「DRB-ハイコム(DRB-HICOM)」は17年6月23日、DRB-ハイコムが保有するプロトンの株式49.9%とロータス・カーズの株式51%を吉利控股が取得することで最終合意に達した。

ロータス・カーズは21年8月、ロータステクノロジーを設立し、本社および新工場を湖北省武漢市の経済技術開発区に置くことを発表した。新工場ではグローバル市場向けに高級EVの生産を進めている。

(36Kr Japan編集部)

ロータス、武漢市にスマート工場建設 世界市場向け高級EVの生産へ

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