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アリババ(阿里巴巴)がクラウド事業の国内シェアを初めて公表した。
ブルームバーグの報道では、アリババグループ副主席の蔡崇信氏が香港で行われた会議の席上で、同社のクラウド事業が中国で50%のシェア占めていると発表したという。
この発表の数日前、市場調査会社IDCは2018年上半期の中国パブリッククラウドの市場シェアデータを公表した。データによれば、上位3社は「アリババクラウド(阿里雲)」、「テンセントクラウド(騰訊雲)」、「中国電信(チャイナテレコム)」で、シェアはそれぞれ43%、11.2%、7.4%だった。
アリババがクラウド事業の市場シェアを公表する以前から、IDCのデータではアリババが一貫してトップを走っており、なおもシェアを拡大している。
アリババクラウドはアリババグループの将来を担う重要な成長エンジンであり、その戦略的な意義も高まっている。
2018年11月26日、張勇(ダニエル・チャン)CEOは全社員に向けたメールで、大規模な組織改革を行うことを明らかにした。改革の1つが、アリババクラウド事業グループをアリババクラウドスマート事業グループに改称し、スマートインターネットへの投資を強化するというものだ。今後、アリババクラウドは市場シェアをさらに拡大するだろう。
(翻訳・畠中裕子)
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