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中国版ゆとり教育とも呼ばれる「双減」政策による規制強化を受け、教育関連企業は窮地に立たされており、事業転換に活路を見出そうとする動きが活発化している。そんな中、教育サービス最大手の「新東方教育科技集団(New Oriental Education and Technology Group)」が、職業教育分野に進出することが分かった。
同社傘下でオンライン教育を手がける「新東方在線科技(クーラーン・テクノロジー)」は、物流大手「京東物流(JD ロジスティクス)」傘下の「京東物流教育」と戦略的パートナーシップを締結した。 両社は今後、未就業者市場、再就職市場、留学市場、国際教育市場などで職業教育事業の展開で協力していく。
新東方教育の尹強副総裁は「当社の今後の成長に向け、職業教育は非常に大きなウェイトを占める。今回の提携は、その足がかりになるだろう」と述べた。
京東物流教育は、物流やサプライチェーンに関連する企業と大学向けに、教育・研修・実習・資格認定を提供する総合教育プラットフォームとなっている。今回の新東方在線との提携で、職業教育システムの拡充が実現するとみられる。
(36Kr Japan編集部)
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