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中国のライブ配信プラットフォーム、TikTokの中国版「抖音(Douyin)」、ショート動画プラットフォーム「快手(Kuaishou)」およびテンセント(騰訊控股)のチャットアプリ「 WeChat(微信)」の動画投稿機能「視頻号」は、ライブ配信での投げ銭やライブコマースに続く新たな収益の可能性を模索している。
テンセントは今年1月末、米プロバスケットボールNBAの有料ライブ配信を試験導入したのに続き、視頻号で一般ユーザーが有料でライブ配信できる機能を追加した。 すでにサービスは始まっており、視聴料は配信者が設定し、微信で利用されるポイント「微信豆」で支払われる。1微信豆は0.1元(約1.9円)に相当する。
抖音は早くから有料でのライブ配信を試みており、現在は「連麦」(課金すると配信者と直接通話できる機能)に注力している。同機能を利用する配信者は、恋愛相談の達人や心理カウンセラー、オフライン講座の講師などが多い。
抖音と競合する快手はさらに直接的で、有料コンテンツチャンネルに「有料ライブ配信」専用ポータルを設けている。ユーザーはライブ配信の分類(美食、電子商取引、歌、心理など)と日付で番組を検索する。視聴料は1~9800元(約19~18万円)とさまざまだ。
(36Kr Japan編集部)
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