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中国IT大手、騰訊控股(テンセント)傘下の音楽配信プラットフォーム「QQ音楽(QQ Music)」のベータ版(試用版)にこのほど、ユーザー同士がバーチャル空間で交流できるアバターコミュニティ機能「Music Zone」が追加されたことが分かった。36Kr傘下のメディア「Tech星球」が報じた。
ユーザーは、バーチャル空間の中で「家」を手に入れ、自由に内装をアレンジできる。部屋の壁には楽曲リストが表示され、プレーヤーをタップすれば楽曲が再生される仕組みとなっている。友人の家を訪問して一緒に音楽を聞くことも可能。アバターは、無料で用意される画像に加え、有料のNFT(非代替性トークン)画像から選択し、自由に変更できる。
新たなサービスを打ち出したのはQQ音楽だけではない。IT大手、網易(ネットイース)傘下の音楽配信プラットフォーム「網易雲音楽(NetEase Cloud Music)」もこのほど、音楽好きのためのSNS「MUS」を発表した。
網易雲音楽とQQ音楽は長くライバル関係にある。新サービスの位置付けはそれぞれ異なるものの、いずれも音楽を通じたコミュニティの構築に焦点を当てている。音楽配信プラットフォームが発展する方向として、新たな形の音楽SNSが主流になっていきそうだ。
(36Kr Japan編集部)
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