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人工知能(AI)を活用して作成した建築施工図がこのほど、中国で初めて所管部門の審査に合格した。この施工図は、設計事務所「西安天華建築設計」が、設計関連ソフト開発の「第三維度軟件科技」が提供するAI活用設計プラットフォーム「TransBIM」を利用して作成した。
建築士がCAD(コンピューター利用設計システム)で作成した基本設計図と必要なパラメータをTransBIMに入力すると、AIアルゴリズムによるパラメータ分析が実行され、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)が生成される。壁体などへの衝突シミュレーションや構造分析、設備分析などもAIが自動で完了するため、意匠・構造・設備に関する全ての施工図が3〜7日で作成できるという。
第三維度の創業者、任紹斌氏は「TransBIMを利用すれば、(延べ床)面積20万平方メートルの建築の施工図の作成期間を、従来の約2カ月から最短3日に短縮できる。設計事務所による効率的で品質の高い設計をサポートすると同時に、デベロッパーの開発コストを3000万〜5000万元(約6億〜10億円)削減することが可能だ」と説明した。
(36Kr Japan編集部)
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