中国生鮮EC大手「叮咚買菜」、初の黒字化達成 22年4~6月期は売上高1300億円超

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生鮮食品に特化した電子商取引(EC)プラットフォーム「叮咚買菜(Dingdong Maicai)」が8月11日に発表した2022年4〜6月期決算は、売上高にあたる営業収入が前年同期比42.8%増の66億3000万元(約1326億円)だった。

純損失は3450万元(約7億円)と前年同期の約17億元(約340億円)から大幅に縮小し、Non-GAAPベースの純利益は2060万元(約4億円)となり、初の黒字化を達成した。

営業収入の内訳は、商品販売による収入が42.4%増の65億5400万元(約1310億円)、サービス料収入が88.1%増の8040万元(約16億円)と伸びた一方で、プロモーション・販売コストは64.2%減の1億4700万元(約3億円)に圧縮された。

配送コストは9%減の15億4200万元(約308億円)となり、営業収入に対する割合が36.5%から23.2%に縮小した。

同社は、7〜9月期には引き続き運営効率が向上し、利益率が大幅に改善するとの見通しを示した。

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(36Kr Japan編集部)

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