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中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)が開発した駆動用電池「ブレードバッテリー」がすでに、米EV大手テスラへの最初の納入先、独ベルリン工場(ギガファクトリー)に引き渡されていたことが分かった。
同電池を搭載した車両は、早ければ2022年8月末~9月初めにラインオフする見込みとなっている。テスラの上海ギガファクトリーでは現在のところ、BYD製の電池を利用する計画はないという。
ベルリン工場では現在、主に小型SUV(多目的スポーツ車)「Model Y」を生産していることから、BYD製のブレードバッテリーはまず、Model Yの一部に搭載されるとみられる。
BYDは22年6月初め、中国国際テレビ(CGTN)の取材に応じた際、テスラに電池を提供することは認めたが、具体的なスケジュールについては明らかにしていなかった。
テスラはこれまで、主に韓国のLG化学、日本のパナソニックおよび中国の寧徳時代(CATL)による駆動用電池を用いてきた。中でも中国およびアジア太平洋市場向けの製品には、CATL製の電池をメインに、LG化学製の電池を一部採用していた。
(36Kr Japan編集部)
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