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中国国有自動車大手の上海汽車集団(SAIC)傘下で、オンライン配車サービスを手掛ける「享道出行(SAIC Mobility)」が8月15日、シリーズBで10億元(約200億円)を調達したと発表した。出資者は親会社のSAIC、自動運転企業「Momenta」など。同社は、今回の資金調達で評価額が10億ドル(約1350億円)となり、ユニコーン企業の仲間入りを果たしたと明らかにした。
享道出行は2018年に設立され、オンライン配車サービスのほか、個人向けレンタカーやタクシーなど各種モビリティサービスを提供してきた。このほか、SAICの自動運転タクシー事業の運営主体として「享道Robotaxi」を運営し、都市部でのモビリティサービスにレベル4の自動運転技術を活用している。享道Robotaxiの乗車ポイントは現在、上海市と江蘇省蘇州市の100カ所以上に開設されている。
同社は20年末に実施したシリーズAで、「アリババ集団」および車載電池大手の「寧徳時代(CATL)」から3億元(約60億円)を調達し、21年8月には資産担保証券(ABS)の発行により5億元(約100億円)を調達していた。
今回の資金調達後は市場シェア1位の獲得に努め、タイミングを見て新規株式公開(IPO)計画を始動する方針だという。
(36Kr Japan編集部)
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