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【新華社北京9月12日】中国国家能源(エネルギー)局のデータによると、中国洋上風力発電の累計設備容量は2021年末時点で26.38ギガワット(GW)となり、英国を抜いて世界一になった。洋上風力発電業は急速に発展し、より遠く深い海域へと広がっている。
洋上風力発電は良質な新エネルギー資源の一つで、電力の低炭素化に対して重要な意義を持つ。中国の洋上風力発電産業は現在、近海からより遠く深い海域へと発展している。
同局のデータによると、21年の中国風力発電の新規系統連系設備容量は47.57ギガワットで、うち洋上風力発電は前年比5.5倍の16.9ギガワットだった。
国家海洋情報センターと中国海洋大学が共同設立した海洋経済発展研究センターによると、中国洋上風力発電の新規系統連系設備容量は19年から3年連続で世界首位となり、洋上風力発電の規模の発展はすでに成果を収め、良好な成長を示している。東部沿海地域のグリーン・低炭素発展では、洋上での風力による発電が急速に進んでいる。
中国は洋上風力発電を発展させるための天然の優位性をもっている。中国の海岸線は1万8千キロに及び、洋上風力エネルギー資源が豊富にある。中国気象局による風力エネルギー資源精査の初期成果によると、中国近海の水深5~25メートル、海面からの高さ50メートルの範囲で設置可能な風力発電設備の容量は約2億キロワットに上る。水深5~50メートル、高さ70メートルの範囲には約5億キロワットの開発潜在力がある。さらに潮間帯や潮下帯、遠海にも豊富な風力発電資源がある。
第13次5カ年規画(2016~20年)期間中、中国は洋上風力発電の発展を積極的に推進し、洋上風力発電産業チェーンを改善、全国の洋上風力発電産業は急速に発展した。「2021年中国海洋経済統計公報」によると、中国の海洋クリーンエネルギー開発は引き続き急ピッチで進んでいる。
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