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【新華社北京9月12日】中国上海市の上海万博センターで9月1日、2022世界人工知能大会(WAIC)ガバナンスフォーラムが開かれた。同フォーラムではAIガバナンスをテーマとする対話が多数行われるとともに、「2021世界AIイノベーション指数リポート」が発表された。
AIイノベーション指数は国のAIイノベーションの水準を反映する重要指標で、中国科学技術情報研究所が開発した。リポートによると、中国のAI発展は顕著な成果を上げており、AIイノベーションの水準はすでに世界のトップグループ入りを果たしている。
指数のランキング全体を見ると、21年の世界AIイノベーション指数は依然として明らかなグループ別の分布を示し、評価の対象となった46カ国は四つのグループに分かれた。第1グループに入ったのは米国と中国のみで、第2グループには韓国、英国など9カ国、第3グループにはスウェーデン、ルクセンブルクなど13カ国、第4グループにはインド、ロシアなど22カ国が入った。
中国科学技術情報研究所の趙志耘(しょう・しうん)所長の解説によると、中国のAIは急速に発展し、AIの総合的な実力が向上し続けている。それは主にオープンソースプロジェクトの影響力が大きく高まったことに反映されており、中国の21年のAIオープンソースコードの数は158と、20年の139から増加した。また、世界トップ500に入るスーパーコンピューティングセンターの数も数年連続で首位を維持している。21年6月時点で中国には世界トップ500入りを果たしたスパコンセンターが188カ所あり、全体の37.6%を占めて世界最多となった。同時に、中国のAI企業は盛んに発展しており、リポートの統計によると、21年9月時点の中国のAI企業数は880社を数え、20年と比べて約7.0%増加し、世界2位を維持した。
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