原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
【新華社南京9月27日】中国江蘇省無錫市はこのほど、「無錫市インテリジェントコネクテッドビークル(ICV)路上テスト・導入実証実験管理実施細則」を発表し、ドライバーを乗せたICVの路上テスト、導入の実証実験、運営の実証実験の範囲を市全域に拡大する方針を打ち出した。これにより、無錫は市全域でテスト、実証実験を行う全国で最初の都市になった。
同市工業・情報化局の馮愛東(ふう・あいとう)局長は新版の実施細則について、見どころとして次の四つを挙げた。
①ドライバーが搭乗するICVの路上テスト、導入の実証実験、運営の実証実験の範囲を市全域に拡大する。
②ドライバーのいないICVの路上テスト、導入・運営の実証実験に関する申請手続きと管理規範を明確にするとともに、錫山区や恵山区、浜湖区、新呉区、経済開発区など重点エリアおよび総合保税区など特色あるシーンをカバーする三大テストエリアを画定する。
③ICV運営の実証実験に関する内容を新たに増やし、ICV運営の実証実験を手掛ける主体が適切な費用を徴収できるようにすることで、今後の成熟したビジネスモデルの形成に向けた土台を築く。
④旧版の申請プロセスを最適化し、不必要な申請の材料を減らし、ICVテストの相互承認などの作業をさらに進める。
同市は中国初の国家級ICV先導区および「双智」(スマートシティーインフラとICVの協同発展)モデル都市として、21年に「実施細則」を試行した。この1年で無錫はICVの路上テストと導入の実証実験を順次行い、テスト用道路を累計177キロにわたって一般開放し、ICVインフラのカバー範囲が450平方キロ、856地点・区間となった。
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録