中国EVのNIO、欧州4カ国で最新の3車種を発表 目玉はサブスクサービス

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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」は10月7日、ドイツ・ベルリンで開催した欧州市場向けイベント「NIO Berlin 2022」で、最新車種「ET7」「EL7」「ET5」の3車種を発表し、ドイツ、オランダ、デンマークおよびスウェーデンの4カ国でサブスクリプションモデルによるリースの予約受付を開始すると明らかにした。

NIOのサブスクリプションモデルは、各ユーザーが自分に合ったサービスを選択できるよう工夫されている。リース期間は1〜60カ月で、ユーザーは車両の利用だけでなく、充実した保険やメンテナンス、バッテリー交換などのサービスが受けられる。また、ユーザーコミュニティの一員として、さまざまなイベントへの参加や、サービス施設「NIO House」の利用などが可能となる。

NIOは欧州での研究開発を強化している。2022年7月には、スマートコックピットや自動運転、エネルギー技術の研究開発を手がけるイノベーションセンターをベルリンに設立。9月には、ハンガリー・ペシュトにある工場「NIO Power Europe Plant」で、バッテリー交換ステーションがラインオフした。同工場は、NIOの充電サービス部門「NIO Power」の欧州製造センター、サービスセンター、研究開発センターも兼ねている。

中国NIOパワー欧州工場、最初の電池交換ステーションをラインオフ

(36Kr Japan編集部)

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