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【新華社北京11月8日】スイス金融大手クレディ・スイスのリサーチチームは3日、同社がオンライン方式で開いた第13回中国投資フォーラムで、中国の投資先を中長期的にみると、依然として新エネルギー車(NEV)や再生可能エネルギーへの転換などに関するセクターの人気が高いとの見解を示した。
新エネ車については、引き続き中国の持続可能な発展に向けた取り組みから利益を得るとの見通しを示した。2023年は中国の新エネ車販売台数が前年比40%増えて940万台に達し、伸び率は22年の91%、21年の2.6倍に続いて力強さを維持するとした。また、増加の主な推進力として、原油高、消費者の新エネ車志向の高まり、安価なプラグインハイブリッドカー(PHEV)の登場、熾烈な競争を背景とする大規模な販促活動、新モデルの発売加速を挙げた。新たに発売される新エネ車は22年が約70モデルだったのに対し、23年は約100モデルになるとみている。
再生可能エネルギーへの転換については、22年1~9月の中国の太陽光発電設備容量は前年同期比2.4倍に増加したと指摘した。また、23年は太陽電池の原料である多結晶シリコンの供給問題が解消され、供給量の伸びは22年の46%を上回る67%に拡大するとの見通しを示した。川上の供給拡大は川下のソーラーパネルの値下がりにつながり、それが太陽光発電の需要拡大加速につながるとみている。また、太陽光発電の新規設備容量も力強い伸びを維持しており、22年1~9月の新規設備容量は17%増加したと説明した。
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