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【新華社上海11月12日】中国上海市交通委員会などの部門は、7日に開催された第2回インテリジェント交通上海フォーラムで、上海初の自動運転高速道路が開設されたと発表した。同市嘉定区域内のG1503環状高速の21.5キロとG2京滬(北京~上海)高速の19.5キロを含む。通行量が多く、変化に富んだ高速道路を使用することで、自動運転シナリオの重要なブレークスルーが実現した。
上海は現在、累計926本の自動運転車テスト用道路を開設、予見可能なシナリオは1万5千に達している。走行距離と予見可能なシナリオの数は全国の上位を占め、シナリオの比較的整ったインテリジェント・コネクテッドカーのテストアプリケーション環境が形成され、自動運転の実証と商業化の効果的なサポートが可能になっている。
上海市交通委員会の関係責任者は、今後はインテリジェント高速道路の建設を加速し、長江デルタにおける関連業務の広域的連動水準を高め、将来のモビリティサービスの新しいエコシステムを構築していくと述べた。
同日、「上海市インテリジェント・コネクテッドカー実証運転実施細則」も公布され、管理の仕組みと第三者機関の職責が明確になり、申請主体が実証運転を行う範囲、経路、プロセス、条件などが定まり、企業が実証運転を行うための具体的な作業指針が示された。
現場で洋山港のコンテナ輸送事業に携わる上海海通国際汽車物流と上海友道智途科技にインテリジェント・コネクテッドカー実証運転通知書と初のインテリジェント・コネクテッド貨物実証運転証明書が関係部門から交付された。
上海ではインテリジェント・コネクテッドカーの実地応用を加速する。現段階で、まず「安全管理者がいる」中での実証運転を進め、機が熟するのを待って、「安全管理者なし」の商業運転を進めるという。
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