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【新華社上海11月16日】急成長している中国の新エネルギー車メーカーが東南アジア市場での事業展開を急いでいる。
電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)はこのほど、マレーシアの複合企業サイムダービー傘下で自動車輸入を手掛けるサイムダービー・オート・インポーツと乗用車輸出の協力協定を締結した。双方はBYDの自動車とサービスの展開を通じ、マレーシアの新エネ車産業の発展を共同で後押しする。
新興EVメーカーの合衆新能源汽車はこのほど、タイで小型電動SUV「哪吒V(NetaV)」の右ハンドルモデルを発売し、タイに進出した初の中国新興EVメーカーとなった。同社はラオス市場やミャンマー市場への進出も実現している。将来はタイを中心に、シンガポールやマレーシア、ベトナム、インドネシアなどの国の新エネ車市場にも進出する予定だ。
同じく新興EVメーカーの愛馳汽車(Aiways)はこのほど、東南アジア地域で5千社超の協力ディーラーを持ち、同地域の複数の国でEV販売を手がけるシンガポールのバージオート(VergeAuto)と協力意向書を締結した。
自動車業界のアナリストは、東南アジアの自動車市場は将来的に年間生産・販売台数200万~300万台の大市場になる見通しで、中国メーカーの布石に値する戦略的市場と言える。例えばタイでは自動車産業が基幹産業となっており、産業の変革・高度化に備え、政府が複数のEV消費奨励策を発表している。
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