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【新華社北京11月25日】中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)はこのほど、ブラジルのサンパウロでスポーツタイプ多目的車(SUV)の「宋PLUS DM-i」と「元PLUS」の2モデルを発売した。現地での生産も開始する予定で、新エネルギー車(NEV)産業のグローバル化を推進する。
「宋PLUS DM-i」は同社がブラジルで発売する最初のプラグインハイブリッド車(PHEV)で、電気をメインとするハイブリッド技術「DM-iスーパーハイブリッドシステム」を搭載し、静止状態から時速100キロまでの加速時間は8.5秒、航続距離はハイブリッドモードで千キロを超える。「元PLUS」はEV専用設計の「eプラットフォーム3.0」を搭載する新型のコンパクトSUVで、加速時間は7.3秒、航続距離は新欧州ドライビングサイクル(NEDC)モードで458キロを超える。
同社はブラジルでの事業拡大を進めており、展開する製品は新エネ乗用車、小型の純電気商用車、電気トラック、電気バスに広がっている。今回のSUV2モデルの発売により、同社はブラジルで多元的な新エネ乗用車のラインナップを揃えることに力を入れる。
王伝福(おう・でんふく)董事長は今後について、米州での戦略的な事業開拓を続け、メキシコやチリ、コロンビアなど17カ国に同社の新エネ乗用車全製品を進出させる方針を示した。
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