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中国の著名起業家、羅永浩氏が共同創業者として名を連ねるライブコマース関連企業「杭州交個朋友教育科技」(以下、交個朋友)が、海外のプラットフォームでライブコマースを展開する企業などに向けた研修事業を立ち上げた。
研修事業は、交個朋友の海外事業部および同社が新たに設立した「交個朋友海外電商学苑」が担当し、動画配信サイト「TikTok」のエコシステムを基盤として展開するという。
研修の内容は、市場分析からマーケティング計画、コンサルティング、インフルエンサーとのマッチング、アカウントの代理運営などをカバーする。中でも、TikTokでのライブコマースに重点を置き、出店やライブ配信などについて実践的な研修が実施されるという。
羅氏は人気インフルエンサーとしても知られており、TikTokの中国版「抖音(Douyin)」のライブコマースでは、すでに大きな実績を上げている。2020年4月に初めて行ったライブコマースショーでは、流通取引総額(GMV)1億1000万元(約20億円)超えという驚異的な記録を打ち立てた。
TikTokのEC機能はここ数年で急速に成長し、海外のライブコマースプラットフォームの中でも圧倒的な注目を浴びるようになった。22年11月には、TikTokのEC機能「TikTok Shop」が米国向けのサービスを開始したことが明らかになった。調査会社「DataReportal」によると、TikTokユーザーが世界で最も多いのは米国で、2022年7月時点のユーザー数は1億4000万人を超えている。
(36Kr Japan編集部)
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