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世界最大のeスポーツ運営会社「英雄体育(VSPO)」がこのほど、約2億6500万ドル(約357億円)を調達した。出資者はサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」傘下のeスポーツ関連企業「Savvy Games Group(SGG)」。SGGは今回の出資により、VSPO最大の外部投資家となる。
2016年に設立されたVSPO(旧社名:VSPN)は本社を上海に置き、アジアや欧米で事業を展開し、中国、東南アジア、韓国市場では優勢な地位にある。VSPOは、eスポーツが公開競技として大会史上初めて採用された第18回アジア競技大会(18年、インドネシア・ジャカルタで開催)を始め、「王者栄耀(Honor of Kings)」「PUBG」「PUBG MOBILE」「和平精英(Game for Peace)」(「PUBG MOBILE」中国版)など世界的ゲーム数十タイトルの公式大会やプロ大会の運営に関わっている。
また、同社はeスポーツ業界で多岐にわたる事業を展開し、コンテンツ制作やバーチャルeスポーツ、eゲームなどトレンドカルチャー関連のIP(知的財産)運営などにおいてオールラウンドなサービスを提供している。
21年に設立されたSGGは「30年までにサウジアラビアをゲームおよびeスポーツ分野の世界的な主要ハブにする」ことを目指している。同社はこれまでに、任天堂や「ザ・キング・オブ・ファイターズ(THE KING OF FIGHTERS)」シリーズで知られるSNK、アクティビジョン・ブリザード(Activision Blizzard)、エレクトロニック・アーツ(EA)、テイクツー・インタラクティブ(Take-Two Interactive)などに対し出資(あるいは買収)を行った。
*23年2月18日のレート(1ドル=約134円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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