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中国のリチウムイオン電池メーカー「EVEエナジー(恵州億緯鋰能)」が3月14日、決算を発表した。2022年の売上高は前年比114.82%増の363億500万元(約7000億円)、親会社株主に帰属する純利益は前年比20.79%増の35億1000万元(約680億円)だった。
EVEエナジーの取引先は自動車製造大手の韓国の現代自動車(ヒョンデ)傘下「起亜自動車(Kia Motors)」、独BMW、英ジャガー・ランドローバー、小鵬汽車(Xpeng Motors)など。また、「中国汽車動力電池産業創新連盟(China Automotive Power Battery Industry Innovation Alliance)」が発表した、22年中国国内駆動用バッテリー搭載容量ランキングによると、EVEエナジーは前年比145.89%増の7.18ギガワット時(GWh)で6位だった。
同社はエネルギー貯蔵分野でも急成長している。市場調査会社「InfoLink Consulting」によると、22年における世界のエネルギー貯蔵用バッテリー出荷量は前年比204.3%増の142.7GWh。うち、EVEエナジーの出荷量は10GWh以上で、中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)、BYD(比亜迪)に次ぐ3位だった。
※23年3月17日のレート(1元=約19.3円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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