BYDのSUV、タイで3カ月連続EV販売台数トップに

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中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)はこのほど、タイの自動車関連情報サイト「オートライフ」のデータとして、電気自動車(EV)のSUV(スポーツタイプ多目的車)「ATTO3」の3月のタイでのナンバープレート取得台数が2434台に上り、3カ月連続でタイのEV販売台数のトップに立ったと明らかにした。第1四半期(1~3月)のナンバープレート取得台数は5542台とEV全体の37.5%を占め、タイのEV乗用車市場をリードした。
 
「ATTO3」は昨年10月にタイでの販売を開始して以来、目覚ましい業績を収めた。同年11月1日~12月12日の間に1万305台を受注、23年3月20日までの納車台数は1万1539台に上った。
 
BYDアジア太平洋自動車販売事業部の劉学亮(りゅう・がくりょう)総経理はEVコンパクトカー「海豚(ドルフィン)」について、4月30日までに受注した分は7月1日より前にタイの港に到着する予定であると説明した。同社は現在、タイで海外初となる乗用車生産拠点の建設を進めており、24年に稼働を開始し、タイおよび周辺の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の市場ニーズに対応する考えも明らかにした。(新華社上海)

中国BYDが「EV嫌い」日本にあえて進出する理由。東南アジア開拓の布石か

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