テンセント、AI開発競争に参戦 中国最高水準のコンピューティングクラスターを発表

中国テクノロジー大手のテンセント(騰訊)のクラウド事業、テンセントクラウドは4月14日、大規模モデルのトレーニングに対応する新世代の高性能コンピューティングクラスター(HCC、High-Performance Computing Cluster)を発表した。試験段階では、演算能力は従来の3倍に向上しており、現在のところ中国で最も高性能な大規模モデル向けコンピューティングクラスターとなっているという。

今回発表したHCCは、テンセントクラウドが開発した最新世代の自社サーバー「星星海」を採用し、米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)の最新世代のGPU「H800 Tensor Core GPU」を搭載する。サーバー間の通信には業界最高水準となる3.2Tbps(テラビット毎秒)の超高速インターコネクト帯域を用いており、自動運転やAI生成コンテンツ(AIGC)向け大規模モデルのトレーニング、自然言語処理(NLP)、科学研究分野でのコンピューティングなどに幅広く活用できる。

テンセントは2022年10月、自然言語ファンデーションモデル「混元」のトレーニングを完了し、大規模言語モデルの訓練時間を従来の50日から11日に短縮した。 今回発表したHCCをベースにした場合、訓練時間は4日にまで短縮されるという。

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(36Kr Japan編集部)

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