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XR(クロスリアリティ)デバイス向けのチップを開発する中国新興企業「万有引力(GravityXR)」がこのほど、PreシリーズA+で数億元(数十億〜百数十億円)を調達をした。XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)およびMR(複合現実)を融合させた技術を指す。
今回の主な出資者「同歌基金」は、中国の音響機器・部品メーカー「Goertek」、VRデバイスメーカー「小鳥看看科技(Pico Technology)」、ゲーム開発の「米哈遊網絡科技(miHoYo)」および「三七互娯(37 Interactive Entertainment)」が出資・設立したファンドとなる。
GravityXRは2021年9月に設立され、現在は約200人の従業員を擁している。創業者は米アップルのXR部門に8年間在籍した経験があるという。主力製品のXR専用コプロセッサは、XRデバイスのディスプレーやセンサーなどを最適化し、リアルタイムの画像レンダリング、センサーデータ処理、MRとのインタラクションといった機能を提供する。
同社によると、第1世代の製品は14nmプロセス以上の技術を用いて生産し、24年末までに量産を開始する予定で、すでに一部の取引先と契約に関する基本合意書を取り交わしたという。
(36Kr Japan編集部)
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