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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」は5月10日、2023年1~3月期の決算を発表した。売上高は前年同期比96.5%増の187億9000万元(約3600億円)、 新車販売台数は65.8%増の5万2584台と、いずれも四半期としては過去最高だった。
販売台数が大幅に伸びたことで、複数の財務指標でも過去最高を記録した。営業利益は8億9000万元(約170億円)、純利益は14億1000万元(約270億円)に達し、フリーキャッシュフローは5億200万元(約100億円)から67億元(約1300億円)へと爆発的に増加した。売上総利益率は20.4%と安定している。
市場の良好な反応を受け、4〜6月期の業績予想では、新車販売台数が7万6000~8万1000台、売上高は前年同期比177.4~196.1%増の242億2000万元(約4700億円)~258億6000万元(約5000億円)となり、再び過去最高記録を塗り替えると見込まれている。
理想汽車は現在、超急速充電ステーションのネットワーク構築に全力を挙げており、年内に充電ステーション300カ所を展開し、京津冀(北京市、天津市、河北省)、長江デルタ、グレーターベイエリア、成都・重慶の4大経済エリアをカバーする予定となっている。さらに、2025年までに充電ステーションを3000カ所に拡大し、中国全土に広がる高速道路と主要都市の9割をカバーする方針だという。
*2023年5月14日のレート(1元=約19.5円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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