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中国の音声配信プラットフォーム最大手「喜馬拉雅(Ximalaya、シマラヤ)」は上場を目指し、これまで3回にわたる挑戦をしてきたが、現在のところ実現には至っていない。
シマラヤは2021年5月1日、米ナスダックに新規株式公開(IPO)を申請したが、同年9月には棚上げを発表。同月中に香港取引所に目論見書を提出した。22年3月に目論見書を更新して再提出したが、すでに失効している。
同社は現在、事業再編やコスト削減、サービス向上に取り組んでおり、22年10〜12月期は単四半期として初めて数千万元(数億円超)の利益を上げ、創業10年で初の黒字化を達成した。
香港取引所に提出した目論見書によると、シマラヤの21年の平均MAU(月間アクティブユーザー数)は2億6800万人、うち車載機器・家庭用スマートデバイス利用のMAUは4900万人となっている。調査会社「艾媒諮詢(iiMedia Research)」によると、22年の市場シェアは65.5%。圧倒的なユーザー数を誇るシマラヤの今後の展開に注目したい。
(36Kr Japan編集部)
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