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中国燃料電池のリーディングカンパニー「国鴻氫能科技(Sino-Synergy Hydrogen Energy Technology)」は5月22日、香港証券取引所に再び上場目論見書を提出した。同社は新規株式公開(IPO)を目指し、2022年11月22日にも上場申請していた。
燃料電池システムを手掛ける「億華通科技(SinoHytec)」は23年1月12日に香港上場を果たしており、国鴻氫能科技は先を越された形だ。
2022年の中国水素燃料電池市場の規模は約716.6メガワット(MW)だった。目論見書によると、国鴻氫能科技は175.2MWを出荷し、市場シェア24.1%を占めて業界1位となっている。一方、22年の売上高は7億4800万元(約140億円)、損益は2億8000万元(約50億円)の赤字だった。同社は2015年の設立以来、赤字が続いており20〜22年の赤字額は計12億元(約230億円)を超えた。
同社はこれまでに10回の資金調達に成功しており、直近の22年9月の資金調達後には、評価額が74億8000万元(約1400億円)に達している。
*2023年6月11日のレート(1元=約19.5円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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