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中国では、大型電気自動車(EV)トラックの普及率が高まっており、2022年末には大型トラック全体に占める割合が11.32%にまで拡大している。中でもバッテリー交換式の大型EVトラックの伸びは顕著で、大型EVトラック市場でのシェアは20年の23%から22年には54%へと急拡大している。
中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)は6月12日、バッテリー交換式大型EVトラック向けのワンストップソリューション「騏驥換電(QIJI Energy)」を発表した。
騏驥換電は、バッテリーブロック、バッテリー交換ステーション、クラウドプラットフォームからなる。バッテリーブロック1個の容量は171キロワット時(Kwh)で、搭載するブロックの数は走行距離や積載重量などに応じて3個まで増やせる。また、高効率の自動バッテリー交換システムにより、わずか数分で交換が完了するため、輸送効率が大幅に向上するという。
CATLは22年にバッテリー交換事業に参入し、すでにバッテリー交換サービスのブランド「EVOGO」とバッテリーブロック「巧克力換電塊(Choco SEB)」を発表している。
(36Kr Japan編集部)
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