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アリババに匹敵する中国EC大手のJD.com(京東)は、ベトナムの人気ECプラットフォーム「Tiki(ティキ)」の筆頭株主となった。東南アジアで最も急速に成長している電子商取引市場のベトナムに対して存在感を強めている。
Tikiの最大株主は、これまではベトナムで唯一のハイテクユニコーン企業であるVNG Corporationだった。VNGは、2017年以来Tikiに合計2,240万ドル(約23億円)を投資した。今年7月末に発表された同社最新の半期財務レポートにより、VNGの株所有率は前の28.8%ではなく、24.4%となったことがわかった。
ベトナムの国家企業登記ポータル(NBRP)で取得した情報によると、JD.comは現在、Tikiの25.65%の所有権を保有しており、投資したのは2018年1月。それ以来、JD.comが主要株主になるためにTikiに追加投資を行ったかどうかは不明である。
Amazonが始まったのと同様に、Tikiはオンラインブックストアとして2010年に設立された。その後ベトナムではアクセス数第2位のECプラットフォームまで成長を遂げた。市場調査会社iPriceの最新の統計によると、現在ベトナムでは最大のプレーヤーは「Shopee」である。 Tikiは、Shopeeとの激しい競争に遅れずについていくために、次回の資金調達ラウンドで最大1億ドルを調達しようとしていると発表。
(翻訳:Ai)
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