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韓国発の人気ファッションEC(電子商取引)「MUSINSA(ムシンサ)」がこのほど、シリーズCで1億9000万ドル(約270億円)を調達した。今回の出資は米大手投資ファンドのKKRが主導し、米資産運用大手のウエリントン・マネージメントも参加した。米メディア「TechCrunch」が報じた。
同社は2021年、シリーズBで米ベンチャーキャピタル(VC)大手のセコイア・キャピタルと韓国系VC「IMM Investment」から1億1500万ドル(約1600億円)を調達している。現在の評価額は3兆4000億ウォン(約3700億円)に上るという。
MUSINSAは2001年に設立され、韓国最大の人気を誇るファッションECに成長した。同社は、EC事業だけでなく実店舗展開にも注力している。現在は韓国内外の8000以上のブランドを取りそろえ、1300万人のユーザーにサービスを提供している。 2022年の売上高は5億4500万ドル(約770億円)だった。
また、韓国に加え、日本や東南アジア、米国、オーストラリアなど13の国・地域で事業を展開。22年には、英語、日本語および中国語対応のウェブサイトを開設している。
*22年8月4日のレート(1ドル=約142円、1ウォン=0.11円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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