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ティードリンクチェーン「茶百道(ChaPanda)」を展開する四川百茶百道実業(Sichuan BaiCha BaiDao Industrial)が8月15日、香港証券取引所に上場を申請した。
茶百道は2008年、四川省に1号店をオープンし、フランチャイズ方式をメインに出店数を拡大している。23年8月8日現在、中国全土に7117店を展開しているが、直営店は10店舗未満となっている。
競合で中・高価格帯の「喜茶(HEYTEA)」や「奈雪的茶(NAIXUE)」が北京市や上海市などの一線都市を中心に出店しているのとは異なり、茶百道は四川省成都市や重慶市、浙江省杭州市、江蘇省南京市などの新一線都市を中心に、二線都市三線都市にも店舗網を広げる。
茶百道の業績はここ3年、右肩上がりの成長を続けている。売上高は、20年が10億8000万元(約215億円)、21年が36億4400万元(約726億円)、22年が42億3200万元(約844億円)。純利益は、20年が2億3800万元(約47億4000万円)、21年が7億7900万元(約155億円)、22年が9億6500万元(約192億円)だった。
業界最大手の「蜜雪氷城(Mixue Bingcheng)」と同様、茶百道の収益の柱はフランチャイズ加盟店への原材料・設備の販売で、20年から23年3月までの期間中、一貫して売上高全体の93%以上を占めている。
米調査会社フロスト&サリバンのリポートによると、茶百道の22年の小売売上高は業界3位で、市場シェアは6.6%だった。
これまでの報道によると、同業の「覇王茶姫(CHAGEE)」は米国上場の可能性を探っており、蜜雪氷城や「滬上阿姨(AUNTEA JENNY)」、「古茗(Good Me)」は香港上場を計画しているという。
*2023年8月20日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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