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ファストファッションブランド「FOREVER 21(フォーエバー21)」を運営する米スパーク・グループは8月24日、中国発のファッションEC(電子商取引)大手「SHEIN(シーイン)」との戦略的提携を発表した。SHEINはスパークの株式の約3分の1を取得し、スパークもSHEINの少数株主となる。
スパークは、フォーエバー21のほか、ブルックス・ブラザーズやリーボックなどのブランドを傘下に収め、世界で4200店以上を展開している。スパークと傘下のブランドは、グローバル市場で実績を重ねてきたSHEINのECサイトを活用し、新たな成長を図る。
SHEINは自社サイトでフォーエバー21の商品を販売する。また、米国内の同ブランドの店舗にSHEINのショップインショップを開設し、自社サイトで取り扱う商品の返品・交換サービスなどを提供するという。
SHEINは22年11月、東京・原宿に世界初の常設ショールーム「SHEIN TOKYO」をオープンした。来店者は商品を手に取ったり試着したりすることが可能。その場で商品を購入することはできないが、商品のQRコードを読み込めば、公式サイトやアプリを通じて購入できる。同社は世界150カ国以上で事業を展開しているが、商品を直接購入できる実店舗は設けていない。
(36Kr Japan編集部)
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