中国で日本化粧品の不買・返品の波広がる 原発処理水放出で不安拡大

東京電力は8月24日、福島第1原子力発電所の敷地内にたまる処理水の海洋放出を開始した。これを受け、中国政府は同日から日本産の水産物輸入を全面的に停止すると発表した。中国国内での影響はその他の日本製品にも波及し、SNSでは日本の化粧品の不買や返品を呼びかける声が広がった。

SK-IIやクレ・ド・ポー ボーテ、資生堂、シュウウエムラ、花王、コーセーなど日本の化粧品ブランド各社は8月25日、中国メディアの取材に対し、中国で販売されている製品は中国の安全基準を満たしていると回答した。しかし、SNSには依然として「日本の化粧品は買わない」「日本の化粧品を購入したが、返品することにした」という主旨のコメントが寄せられている。

日本の化粧品を避ける動きは、福島第1原子力発電所の処理水放出設備の試運転が実施された6月前後には始まっていた。中国の税関にあたる海関総署のデータによると、5月には日本の化粧品の輸入額が減少し始め、6月の輸入額は前年同月比で約1割減、7月には約3割減と急減した。

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(36Kr Japan編集部)

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