米スタバ、DX推進向けて深圳にイノベーションセンター開設。約300億投じて中国での競争力を強化

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米スターバックスはこのほど、中国広東省深圳市に「Starbucks China Innovation and Technology Center(SITC)」を設立し、今後3年間で約15億元(約300億円)を投資すると発表した。技術革新とデジタルトランスフォーメーション(DX)に焦点を当て、中国市場での競争力を強化する。SITCは9月にも稼働を開始する予定

同社はSITCを拠点に、店舗運営の簡素化・自動化や革新的な飲料・食品の開発に取り組むほか、サプライチェーンから店舗計画、店舗運営までのあらゆる側面をデジタル化する。また、デジタル技術を活用して環境フットプリントの削減を目指すという。

深圳市は中国の技術革新の中心的都市で、豊かな技術リソースとイノベーションエコシステムを強みとしている。スターバックスはSITCを設立したことで、同市の強みと人材リソースを最大限に活用できるようになる。

スターバックスの中国1号店は1999年に開業。現在の中国店舗数は約6500店となっている。

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*2023年8月28日のレート(1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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