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中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が8月末に発売した新型スマートフォン「Mate 60 Pro」が、5G対応スマホに匹敵する通信速度を備えていることなどから大人気を博している。
米投資銀行オッペンハイマー・ホールディングスのアナリストMartin Yang氏は、ファーウェイの新型スマホが登場したことで、米アップルのiPhone出荷台数は2024年に1000万台減少する可能性があるとの見方を示した。
米調査会社IDCによると、アップルの22年のスマホ出荷台数は約2億3200万台で、世界シェアは19%で2位だった。しかし、ファーウェイがスマホ市場への復帰を果たしたことで、アップルは打撃を受けるだろう。
米アップルの製品に詳しい天風国際証券(TF International Securities)のアナリスト、郭明錤(ミンチー・クオ)氏は自身のSNSで、「ファーウェイの復帰は消費者にとっては良いことだ。アップルは快適な場所から出て、より積極的な革新をするよう迫られることになる」と指摘した。
(36Kr Japan編集部)
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