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中国ではここ数年、電子商取引(EC)やライブコマースが農村市場で急速に発展し、農産物販売と所得向上を促進するとともに、農家の生活と消費を充実させている。
農村からはますます多くの良質な特産物がECを通じ、消費者のもとに届いている。動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」のECプラットフォーム「抖音電商」が発表したリポートによると、2022年9月~23年9月に同プラットフォームで取引された農業特産物の注文件数は47億3千万件で、1日平均1300万個の小包が各地へ配送された。専門家は、リアルタイムで情報をやりとりできるライブコマースで、特色ある農産物の販売先は全国市場、さらには世界市場へと広がり、付加価値も高まったとの見方を示した。
ECネットワークの整備が進むにつれ、農村住民の買い物の利便性も向上し、ますます多くの良質な商品が農村に入っている。商務部によると、14年に1800億元(1元=約20円)だった農村のネット小売額は22年には2兆1700億元に拡大。ECなどがけん引し、今年の農村の消費は8月が4959億元と前年同月より6.3%増え、1~8月が3兆9900億元と前年同期より7.6%増えた。(新華社北京)
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