TikTok、広告・EC以外の収入源を模索 サブスクサービスをテスト中 

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動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が、広告なしのサブスクリプション・サービスをテストしていることが明らかになった。月額4.99ドル(約750円)で広告なしのショート動画が楽しめるという。TikTokは米メディアの取材に応じ、米国以外の英語圏の単一市場でサブスクサービスをテストしていると認めた上で、「小規模なテストで、サービスを必ずリリースするという意味ではない」と説明した。

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TikTokはサービス開始以来、広告と電子商取引(EC)を主な収入源としてきた。しかし、景気低迷や企業の広告費削減などもあり、米国での広告事業は苦戦を強いられている。EC事業に関しても、力を入れている東南アジア市場での展開に待ったがかかった。インドネシア政府は9月末、ソーシャルメディア上での物品販売を禁止すると発表した。この影響で、TikTokは同国で展開していたECサービス「TikTok Shop」の提供停止を余儀なくされた。

サブスクサービスのテスト導入は、広告とECに加え、新たな収入源を確保するための試みだとみられる。

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*23年10月14日のレート(1ドル=約150円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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