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中国電子商取引(EC)大手のアリババグループはこのほど、東南アジアの同業で子会社の「Lazada(ラザダ)」に6億3400万ドル(約900億円)を追加出資したことが分かった。2023年のラザダへの出資額は計18億ドル(約2600億円)を超えた。
ラザダは12年に設立され、シンガポールに本社を置く。現在は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの東南アジア主要6カ国で事業を展開している。
アリババは16年にラザダを買収し、17年には10億ドル(約1400億円)を出資して持ち株比率を83%とした。18年には20億ドル(約2800億円)、22年には16億ドル(約2300億円)余りを追加出資した。
アリババとの連携を本格的に深めて以降、ラザダは物流インフラを強化し続けている。現在は、東南アジア主要6カ国の17都市に、少なくとも30の倉庫と「ラストワンマイル」のための配送センターに加え、3000カ所以上の荷物受け取り場所を設置している。
ラザダの21年のアクティブな消費者は1億3000万人、月間アクティブユーザー数は1億5900万人に達した。
*2023年12月16日のレート(1ドル=約142円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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