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中国電気自動車(EV)最大手の比亜迪(BYD)が1月1日発表した2023年の生産・販売台数(速報値)によると、23年12月の販売台数は前年同月比45%増の34万1000台となり、中国自動車メーカーの首位に輝いた。年間販売台数は前年比62%増の302万4000台で、年初に王伝福会長が掲げた目標の300万台を上回った。
同社は現在、中国自動車市場で最多の販売台数を誇り、世界の新エネルギー車(NEV)販売でも首位を維持している。
販売台数の急増に伴い、財務状況の改善も進んでいる。23年1~9月の売上高は前年同期比58%増の4222億7000万元(約8兆4000億円)で、株主に帰属する純利益は129%増の213億7000万元(約4300億円)となった。同社は、NEVの販売台数が過去最高を更新したことが、業績改善の主な理由だと説明した。
国投証券(SDIC Securities)によると、BYDの23年通年の純利益は320億元(約6400億円)に達する見込みだという。
*2024年1月5日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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